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ベトナム

2010年12月10日

海外情報プラス

日本の円高から好機は得られるか?

円高により日本の投資家はより一層 ベトナムの潜在的な投資家となり、且つベトナム企業にとり日本への輸出の好機が与えられる。

トイチェ紙は計画投資省顧問の市川狂四郎氏から話を伺った: .
「重要なのはODAへの依存を減らすことだ。この目的に対して2つの方法がある、即ち税制改革とともに民間と政府の協力を促進することだ。擦れば、政府の投資金額が減らせて大規模なプロジェクトへの民間投資の増加に繋がる。
円高により日本の人件費が上がるから価格が上昇する。この困難に対処するために日本製造企業は海外へ移転する傾向がある。特にベトナムは最近日本企業がベトナムに多額の投資を行っている。
   中国の市場は日本企業による最大の外国投資先があったが、最近の日本と中国の外交と領土問題は厳しくなるので中国に大小日系企業はベトナムに一部または全ての事業をシフトする傾向にある。
2008年にベトナムへの日本投資はピークに達した後、2009年世界不況があったので投資は減少したが、今年は徐々に増えて行くだろう。 」

近い将来の円の為替動向は如何予想するか?
「誰も円の為替動向は分からないことだが。然し、短期的には米国経済は余り良いとされていないため円高は上昇し続けると思う。ベトナム企業はまた、この機会を利用して輸出価値を拡大することが肝要だ。
ベトナムは海外からの政府開発援助(ODA)の42%を日本の円借款に依存している。」

ベトナムの債務負担が増えるのはどう思うか?
 「ベトナムは円建てでODA借款を受けているが、最近の円高により返済額が増大することになり、ベトナムの将来の返済負担は急増する。反面、円は長期的にはその為替価値が減る場合も考えられる。そのうえ、ODAは返済期間が長期に亘り且つ借入金利が低いので、長期的にはベトナム経済の発展とバランスを取らせて見ることは出来よう。」

(2010年10月6日付、TUOI TRE新聞より)

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