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ベトナム

2011年1月5日

海外情報プラス

ベトナム従業員の最低賃金上昇率はアジア諸国で最高
- 2010年12月17日、TUOI TRE新聞-

 12月15日付けMercerコンサルタントの調査結果によると、2011年にベトナム労働者の所得水準の上昇率は12.5%と予測され、アジアで最も所得水準上昇率の高い国の一つとなる。ベトナムとパキスタンの上昇率は14.5%、インドネシアは9.2%である。逆に、先進国の場合は低く、日本の所得上昇率は2%である。調査結果としてベトナム、中国、インド、インドネシアなどで経済成長率が高いと報告された。
 115カ国1.4億人の労働者を調査対象とした12月15日のILO(世界労働機関)のレポートによると、2008、2009年の所得水準上昇率は2007年と比べて50%下がった。(2007:2.8%、2008:1.5%、2009:1.6%)この調査結果によると、給与上昇率が低下している国の内、アジア、ラテンアメリカでは僅かに減少となったが、東欧や中央アジアでは大幅が現象となった。
 ILO 総裁(Juan Somavia氏)より世界経済危機の影響は何百万人が職を失った他、何百万人の賃金や社会福祉も低下させた。賃金と社会福祉の減少は長期に続いているため、経済に対して世界経済危機の発生も長期に観察する必要がある。
 また、経済回復が長引くことは消費の減退に繋がるため、多く国の対策として最低賃金を高めに誘導するように警告している。それによって低い所得労働者の生活は緩和されるであろう。前回の世界経済危機に対する対応として、最低賃金を高めに誘導する各国の対応は高く評価される。

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