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インドネシア

作成年月日:2017年3月
インドネシア共和国

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インドネシア国情報2017年2月

今月のテーマ

インドネシアでの日常について


2015年10月の統計では、インドネシア国内には約18,000人、ジャカルタ特別州には約11,000人の邦人が滞在しています。

ジャカルタでの生活をはじめて迎える方にとっては未知の世界と思いますが、インターネットから様々な情報を得ることが出来ますし、ジャカルタでの生活は案外快適で便利です。今後、何年の滞在になるかは人それぞれですが、縁あって暮らすことになったジャカルタです。帰任するときには「第二の故郷」と思えるくらいジャカルタが好きになる方もたくさんいますので、存分に楽しんもらうことを希望します。

今回は、実際ジャカルタに暮らして感じた事、日常生活に関する情報をお伝えしたいと思います。

日本食スーパー

ジャカルタには日本人がよく利用するスーパー、パパイヤ(Papaya)をはじめ外国人や富裕層向けのスーパーとして、The Food HallやRanch Marketなどがあります。これらのお店で大体のものは入手可能。これに加え、ジャカルタ南部郊外に2015年5月よりイオンモールがオープン。ここには各種日本食材がそろっております。

 

・(お米) 日本からの直輸入品はほとんど入ってきません。日本品種(ジャポニカ米)ですが、 アメリカ産や地元産のものが入手できます。日本人に人気なのは「輝」という品種ですが、流通が不安定になる時期が数年に一度位であり、どこのスーパーでも品切れになることがあります。そのためある程度、買い貯めされるご家庭が多いようです。   しかし、高温多湿のジャカルタでは米虫が付きやすく保管には十分注意が必要です。

・(野菜) 青果使用農薬の不安があることから、パパイヤでは、地元産も産地が把握できるものや、日本製をはじめとする輸入品を陳列しています。他の富裕層スーパーも同様です。果物は、地元産の南国果物は安価で種類も豊富です。一方、りんごやいちご、ブドウなどは輸入品に頼るため割高です。

・(調味料) 醤油やみりん、カレールーなど、たいていのものはジャカルタで入手できますが、輸入品のため割高。そのため一時帰国の際、買い貯めされるご家庭が多いです。

・(肉・卵) インドネシア人の約9割がイスラム教であり、ムスリムにとって豚肉は禁忌ですが、パパイヤなどの外国人向けのスーパーでは入手できます。鶏肉・牛肉は、どのスーパーでも普通に入手できます。卵は日本人の生活習慣にも耐えられる生食可の開発商品がパパイヤなどで売られています。

・(魚介類) 魚は近海であがるマグロを刺身やお寿司にして食べられるほか、各種の鮮魚が売られています。ただ、熱帯の気候なので日本と比較すると鮮度は落ちます。

・(酒類) インドネシアの法律により、アルコール類の店頭での陳列・販売には規制があります。しかし、大きな外資系スーパーでは店頭で購入可能。ワイン、ハードリカー売り場は別ブースに分かれています。価格は割高です。

・(乳製品・飲料) 牛乳、ヨーグルト、バター、チーズといった乳製品がいずれも割高です。地元産の飲料(ペットボトル)は割安ですが、日本からの輸入品は約倍額と割高です。

・(生活雑貨) 洗剤やシャンプー、紙オムツ、ティッシュなどの衛生用品などの消耗品は現地で問題なく入手可能です。輸入食品と違い価格は普通です。紙製品などでは日本より安く買えるものもあります。

日本のテレビ

インドネシアで視聴可能な日本のテレビは、「NHKワールドプレミアム」があります。海外在住の日本人や旅行者向けに24時間日本語で放送しています。その他、個別契約でWifi環境のもとでのネットテレビサービスがいくつかあります。2時間の時差はあるものの日本でのテレビ・ニュースがリアルタイムで視聴できます。

日本の本・フリーペーパー

・ ジャカルタの有名ショッピングモール3か所に日本の「紀伊国屋書店」と提携している日系書店「Books Kinokuniya」があります。そこでは、日本の雑誌や書籍、漫画が購入可能です。しかし宗教上の理由や規制で輸入できない雑誌や写真集も多くあります。価格は航空便での輸入品は約3倍、船便のものが約2倍と、入手はできますが割高です。

・(フリーペーパー) ジャカルタでは、在留邦人向けに日本語フリーペーパーがいくつか発行されています。生活に必要な情報、日本人がよく利用する日系のレストランや美容院、サロン、サークルやコミュニティーの掲示板など、役立つ情報が盛りだくさんです。日系のお店などで容易に入手できます。

・(じゃかるた新聞) 邦人向け、日本語での現地発行の新聞です。日本国内とインドネシアや東南アジアのニュースや、駐在邦人向けのローカルな情報なども盛りだくさんの内容です。

JJC(ジャカルタ・ジャパンクラブ)

・ JJC(ジャカルタ・ジャパンクラブ)は「会員相互の親睦及び日本・インドネシア両国の親善、文化交流をはかる」、「両国間の通称及び経済協力に寄与する」ことを目的に設立され、法人部会及び個人部会から構成されています。45年の歴史を誇るインドネシア最大の日系コミュニティです。個人部会に入会すると、図書室の書籍、ビデオ、DVD(日本のもの)の利用ができます。

・ 個人部会・・・図書部、ビデオ部、リトルリーグ、ソフトボール、テニス、サッカー、(青年部・ジュニア部)、柔道、剣道、空手、バドミントン、ラグビー、バレーボール、フラッグフットボール、女子ゴルフ、バリダンス、(婦人部、ジュニア)ブリッジ、ガムラン、コーラス、などの部があります。

・ その他、個人部会雑誌「BERITA JAKARTA」の購読、提携店(レストラン、ホテル、ゴルフ場など)での特典割引、ジャパンクラブ掲示板の利用(メイド、運転手紹介など)、JJC緊急連絡システム(SMSでの連絡)等、様々な会員になることにより様々な情報を得ることができたり、部会に入り交友を広めたりすることができます。

ジャカルタ・マザーズクラブ

ジャカルタ在住の妊娠中や育児中の母親が、より快適で有意義な生活を送れるよう、情報提供や生活支援を行うボランティアにより成り立っている会員制クラブです。小さなお子さんを連れての帯同、また妊娠中や妊娠を考えている方などの力強い味方となってくれるのがこの会です。

1994年に発足以来、ジャカルタで過ごすプレママの方や育児中のお母さん、またこれから当地にて出産を考えている方のため様々な支援活動を行っています。活動を支えるボランティアスタッフもまた、ジャカルタで生活する普通のお母さんです。当地での子育て経験や当地または帰国しての出産など、自身の経験をベースにした情報提供・支援活動を行い、それぞれが「できる範囲でのボランティア活動」をモットーに活動を支えています。

 

【主な活動】

・ プレママ交流会・・・年に3回開催。妊娠・出産に関してや帰国出産を控えた方に対しての一般的な知識、準備、手続きなど情報提供を行います。

・ プレイグループの開催・・・年に4回開催。0歳からの小さいお子さんなど、主に未就学児の子供と母親を対象に、お友達作りの場を提供しています。

・ バザーの開催・・・年に3〜4回開催。不要になった育児用品や絵本、おもちゃや衣類、雑貨などが出品され毎回大変な賑わいをみせています。

・ マザーズ文庫の貸し出し・・・妊娠・出産に関する本、育児に関する本や雑誌、絵本などの貸し出しが無料で行われています。

 

駐在の日本人とその家族が多く暮らすジャカルタです。就学中の子供を帯同している家庭も多いです。学校や教育に関しては、充実した環境にあると言えます。

 

日本と比較すると不便な面はもちろんありますが、思ったよりも生活しやすく、皆さん良い思い出をたくさん作り帰任される方が多いようです。

 

以 上