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インド

作成年月日:2013年7月

海外情報プラス

最大野党BJPで世代交代
モディが首相候補に

最大野党のBJPの党全国大会が開かれる3日前に前に行われたグジャラート州の 下院補欠選挙で陣頭指揮を執り、全6選挙区で勝利したグジャラート州首相ナレンドラ・モディ(62)は、党大会で来年度に行われる総選挙の総指揮を執る選挙対策委員長に選出された。

このことは来年度の総選挙では、BJPはナレンドラ・モディをBJPの中央政権の首相候補として戦うことを意味している。 選出は予想されたことだが、BJP最長老の85才のLK・アドバニは、党大会を体調不良を理由に欠席し、モディ選出阻止を図ったが、大勢を崩すことが出来なかった。

アドバニは翌日、党の全役員ポストから辞任した。しかし、党の分裂を恐れる支持母体のRSSからの圧力もあり、辞任を撤回したが、来年度の総選挙は、モディ対与党コングレス党のラフル・ガンディー(43才、故インディラ・ガンディ元首相の孫)の中央政権首相の座をかけた対決になることが確実となった。 インド政界も本格的な世代交代の時代に入ったといえる。

 

印企業の対外投資が拡大傾向
外資流入は39%減少−2012年度

携帯電話のバルティ・エアテル、天然ガス開発のONGC、スズロン・エナジィー、GMRインフラストラクチャーなどのインドを代表する企業のそれぞれの海外子会社に対する投資が2013年4月、76億4000万米ドルを記録した。これは前月の18億9000万米ドルと比較し3倍以上の伸びとなった。

一方、外貨投資の流入の方は2012−13年度、前年度対比38%の減少を示し、224億2000万米ドルを記録した。前年度は351億2000万米ドルであった。
政府は危機感を強め、外貨投資流入奨励政策をここ数か月打ち出している。

小売業や航空産業分野への外資導入規制の緩和、 保険や年金分野 への外資企業の持ち株比率の拡大などである。主な外資投資流入先はモーリシャス(94億9000万米ドル)、英国(78億7000万米ドル)、シンガポール(52億5000万米ドル)、日本は第4位で29億7000万ドルとなっている。

 

政府、新しい産業コリドーを承認
アムリスター〜デリー〜コルカタ

中央政府は、アムリスター〜デリー〜コルカタ産業コリドー計画の準備作業に入ることを承認した。 この産業コリドーは7州にまたがり、インド総人口の約40%に恩恵をもたらし、3000万の職を創出することが見込まれている。 パンジャブ、ハリヤナ、ウッタル・プラデシュ、ウッタルカンド、ビハール、ジャルカンド、西ベンガルの7州をカバーする。 ジャランダル、ルディアナ、デリー、ラクノウ、アラハバード、パトナの主要都市を結ぶものであり、5都市にデリー地下鉄をモデルにした交通網、多くの高速道路が建設される計画。 コリドー沿いに8〜10か所の産業ゾーンが開発される。

 

2012年のインドの自殺者、13万5千人
一日平均、男性242人、女性129人

国家犯罪記録局によれば、2012年、13万5445人のインド人国民が自殺した。

男性が7万9千773人、女性は4万715人であった。 この男女区分けには西ベンガル州の1万4千957人は含まれていない。人口10万人当たり11.2人、一時間当たり15人、一日当たり371人が自殺していることになる。一日平均男性が242人、女性129人となる。